まもなくサンクスビーフの販売予定がありますので、
ようやく牛くんの紹介ブログを書き始めたところです!
お肉は【2/18(木)】より開始予定!!
井上牧場のサンクスビーフは、
ブラウンスイス(たまにガンジー)の去勢雄牛で、
牧草ばかりを食べていたグラスフェッドビーフ。
グラスフェッドビーフは日本では特に珍しくて、
近ごろ特に健康志向の人から選ばれることが増えているタイプのお肉です。
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だけど、井上牧場の広報係をしている私がお伝えしたいのは
その「お肉」としての特徴だけでなく、
そのお肉になった牛くんがどんな牛で、
牧場でどんな風に成長して、暮らしていたか、ということです。
お店に行けば、
ネットで注文すれば、
難しいことなく手に入る「お肉」ですが、
簡単すぎて、ついついその命の背景や、
食べ物の始まりのことを忘れてしまうかもしれません。
そんな、忘れてしまいやすいけど本当はあたりまえのことを、
思い出せるお肉でありたいなあと思っています!
今回お届けするお肉が牛さんだったときに、
耳についていた番号は「1737」ばんでした。
家畜として生まれた牛たちは、必ず、
10桁の「個体識別番号」が与えられます。
そして、産まれてすぐ~数日間のうちに、
両耳にその番号が書かれた「耳標」を打たれています。
(耳標を打たれるのも痛そうだ…!!)
この写真のなかにはきっと1737ばんがいるはず…!! |
こんなふうにブログをかきはじめるときは、
全く整理されていない写真たちから、
該当の牛さんを探す作業からはじまります。
自分のiphoneのなかや、
あみちゃん(三女)が共有してくれたグーグルフォトをあさり、
それっぽいシルエットの牛ちゃんがいる写真があったら大きくして、
耳の番号をアップして、今回であれば「1737」ばんだったら、
「これだ!」という感じで拾って保存していきます。
放牧場でこちらを見つけて走り寄ってくる1737ばん |
耳標がきちんと確認できれば確実に「こいつだ!」となるのですが、
ちょっと角度が悪かったり、
遠すぎたりすると確認できないので、
いつも正面からの姿しか紹介できなくて残念な気持ちになります…
こいつらのうちのどれかが、1737ばんが気がする…! |
牛たちの紹介をするとき、アップの写真が多いのは、 確実に「こいつだ!」と判断できるからなのです…! |
昨年末にお別れしたチャスを見ているこの彼も、 きっと1737ばんなのではなかろうか…!! |
できることなら牧場にいた1頭1頭のことを、
忘れずに覚えていたいのですが、
ごめんなさい、今のところそれはやっぱり難しくてできていません…(広報係のわたしは!!)
でもこうしてたくさんの写真のなかから彼の姿を探していくと、
なんとなく実際にいたときのことも思い出すことができます。
個性的な前髪と、まっすぐな視線が印象的な牛くんでした!!
鼻のまわりがハゲているのは、ミルクの飲み方が下手なタイプだからです… |
1737ばんはどうでしょう、
カッコイイって感じですか??
それともキュートに見えます??😌
何よりきっと、
こうして「お肉」になる前の姿を思い浮かべると、
「お肉」が食べにくくなってしまう方もいるかもしれませんね!!
生きていたときの顔が見えたら食べにくくなるかもしれないけれど、
生きていた頃、お肉になる前の顔を知ったら、
より大切で、おいしく感じられると思っています。
たとえ顔が見えないお肉でも、お肉である以上、
生きていたころの顔があるんです。
忘れないでくださいね!
そんな井上牧場で生まれ育った牛たちのお肉、サンクスビーフ、
どうぞ大事においしく食べてもらえたら嬉しいです!!
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