私次女は、この春から井上牧場の付近に引っ越しすることとしました。
なので、先週末、トラックを借りて大きな荷物だけ引っ越しました。そのついでに井上牧場の様子を撮影。
現在、私次女が住んでおります青森ではすっかり春の陽気だったもので、北海道へも春気分で行ってしまいましたが。
どっこい見事な雪景色でした…。
それまでは一度暖かくなったものの、
そこからまた雪が降ったり気温が下がったりしてしまったため、
車で走ったのが朝方だったということもあり、
滝上町へ向かう途中の山の中はこれまた見事なアイスバーンで…。
いやあ、ここら辺の3月末はまだまだ冬でした…。
ちなみに到着した次の日の朝も冷え込んでおりまして、
実家~牛舎の途中はところどころツルッツルのこれまたアイスバーンなところが多々あり、
雪道でも転ばないと言われているドサンコの私もついうっかり尻もちつくくらい転びました…
こんなに見事に転んだの何年ぶり…
(ちなみに道外生まれの次女夫も、同じ日に当然尻もち済)
痛かった…
しかも雪がのっかってるのでどこがツルッツルなのか見た目にはわからないのですよ…
この長靴の下はツルッツルのスケートリンク状態で危険です…。
そんな危険な道のりを約50m~100mほど進み、牛舎方面の撮影に向かいます。
雪深く、とっても寒い地域のため冬に放牧はしておりませんが、乾燥させた牧草を食べております。
そしてこちらの「1365013766号」は、4月に出荷予定の牛さま。
サンクスビーフの牛さんたちは、色んな月齢の牛さんたちと一緒に飼育されているので、
大人っぽい顔つきや体の大きさで、「次はこいつの番かなー?」と思う牛さんはなんとなくわかります。
あと少し、元気に幸せに過ごしてくれるといいなあ~!
販売についての詳細はまた後日ご紹介しますね!
こちらはやっぱりかわいい仔牛ちゃん用ハッチゾーン。
ちなみに仔牛ちゃんのバケツに入れた水も完全に凍っているので注意です・・・。
女の子の仔牛ちゃんはちょうど色んな種類、色の子が並んでいてなかなかいい感じです。
黒いやつ。まだホルスタインが強いブラウンスイス系かなー?(想像)
目が大きくて美人なブラウンスイス!
ブラちゃんはほんとにみんな美人~毛がなんかふわふわ。
このホルスタインもなかなか美牛!!
まつ毛長くて鼻がピンクな感じが美人!!
不思議な色でなんか変わった顔つきのガンジー!!
ガンちゃんはなんかちょっとおまぬけな表情なのがかわいい。
そしてジャケットを着ているもっとちっちゃい仔牛ちゃん。
仔牛だからなのはもちろん、なんか体型がもこもこで、足が太くて寸胴に見えるなーと思ってたら、
ブラウンスイスと黒毛和牛の交雑種なのだそう。
うん、たしかにブラウンスイスと黒毛和牛って感じの顔です…!
酪農家では、お乳を搾るために年1回のペースで牛さんに出産させるようにしています。
発情のタイミングに合わせて、人工授精させるということです。
でも、産まれてくるすべての仔牛が女の子というわけにはいかないし、
女の子でもすべての牛を飼育して乳牛として育てると搾乳する牛さんが増えすぎてしまうので、
最初から肉牛として出荷するために黒毛和牛の種をつけることがあります。
こうして生まれた黒毛和牛との一代雑種牛(酪農家の間では"F1"と呼ばれることが多いです!)は、ホルスタイン同士から産まれた仔牛よりも高い値段で取引されているのだそう。
ふわふわでかわいいこいつも、近々井上牧場を出発するようです。
さてこちらは育成牛の女の子牛たち(たぶん…)。
近づくとだいたいみんなでカメラ目線をくれるので助かります。
と思ってたらここにブログでも何度か写真を載せたあの牛ちゃんの姿が。
2015年3月のブログで紹介しました、
おでこに「ソ」と書いてあるソーちゃんです。
ちょうど1歳になったということですね~、うん、たしかにかなり大人っぽくなってます。
顔が大きくなりすぎて
「リー」ちゃんになってしまった、と、
三女あみちゃんが言ってました…
まとめていろんな種類の牛さんたちが見れるのも
井上牧場の一風変わったところですね~
以下は現役でお乳を出してくれているお母さん牛さんたち。
オス牛たちともやっぱりなんか違う感じがしますね~顔の感じとか。
やっぱりオスメスで結構違うものなのかなーー?
もちろんお母さん牛さんたちも色んな見た目の子がいます。
みんな柄だけじゃなくて、顔つきも違うので面白いです。
どうやら性格も違うらしく(もしくは育て方…?)、ブラウンスイスの中には牛舎内に入るとずっと後を追いかけてくる牛さんがいます。
なつっこくてかわいいのですが、いかんせんでかすぎるのでコワイ…
みんなもののけ姫のシシガミさまと同じくらいの頭の大きさ…
大人の牛は本当ーーーに大きいのでお気を付けください。
さて、これまで「道外在住の次女」ということで運営しておりましたが、近々この紹介文は変更しなくてはいけませんね…。
というわけで、4月以降はこれまでとまた違った風景や出来事を記録、紹介していけたらいいなあ~。