2016年4月14日木曜日

「いのうえさんちのラズベリー石けん」!



昨日は、井上牧場のある滝上町の隣の隣の町、
下川町にある、
北国石鹸 ソーリー工房」さんへおじゃましてきました。

https://www.facebook.com/sorrykobo/


というのも
井上牧場では
こちらのソーリー工房さんで
「井上牧場産の原料を使った石けんを作ってもらう!」
というプロジェクト(…と言ってみる)をひっそり進めていたからです。

その打ち合わせ&石けんの受け取りに私次女も同席させて頂きました!






ソーリー工房さんでは無農薬栽培でハーブを育て、
それを原料にした石けんや、スキンケアに使うオイルやクリームを作っているそうです。




肌に使う石けんやスキンケア化粧品と言うと、
植物由来のものが肌にも環境にもやさしい、というイメージが強いかもしれませんが、
実は石鹸の原料として昔から使われていたのが
「牛脂」です。





井上牧場では“サンクスビーフ”という名前で
小さくひっそりと牛さんのお肉を販売しておりますが、
その際にも当然「牛脂」はできます。




そこで、井上牧場ではソーリー工房さんで
サンクスビーフからとれる牛脂を使って石けんを作ってもらうこととしました。




ソーリー工房さんと打ち合わせ、試作を重ねた結果、
完成したのが、

「いのうえさんちのラズベリ~せっけん」です!!



ソーリー工房さんでできあがった石けんを見せてもらったところです~
定番の牛さんスタンプで柄がついてます、
たくさん並んでいるとなお良い感じ。



ちなみにラズベリー(井上さんちではキイチゴと呼んでいますが)は、井上牧場の事務所前で採れるもの。
正式名称は“ヨーロッパキイチゴ”だそう。
特に農薬などは使わず、自然な形で栽培…というよりほぼ自生しているキイチゴ。




キイチゴをジャムにして石けんに使っているので、ところどころキイチゴジャムの色やタネのツブツブで見た目のキュートさもアップですね!




そもそも牛脂を使った石けんは
皮脂は落としても肌に元々ある水分を落としにくいので、
肌に優しい仕上がりになると言われてます。




それから、キイチゴには抗酸化物質で知られる
ポリフェノールがたくさん含まれておりまして、

化粧品の原料として使われることも多いようです。
肌に使う石けんの原料としてもぴったりそうです!




私次女も、試作品の段階で使ってみたのですが、
すごく良い感じと思います。

洗ったあともしっとりするし、優しい感じなのです~。
井上牧場の人々の間ではかなり好評です!

(…自画自賛です。)



香りはあまり強くありませんが、
その代わり余計なものは使っていないので
安心して使える石けんです。




まだサンプル品ですがパッケージをつけてみるとまたかわいい~




販売価格は未定ですが、
原料、それから少数販売であるという関係で、
ちょっとお高めの設定になる予感です。。






ソーリー工房さんが制作中の石けんやオイルは
今のところは準備中ですが、
今年の夏~秋以降には商品として販売を予定しているそうです。
素材にも、製法にもこだわっている工房さんの製品ですから、
リリースが楽しみです!




ソーリー工房さんのFacebookページはコチラです♪
https://www.facebook.com/sorrykobo/




牛さんにお肉となってもらうとき、
必ず残ってしまうのが牛脂。
特に何もしなければそのまま、
ただの牛脂として誰かが使ってくれるのか、
あるいは古くなって廃棄されてしまうのか。




大切に育てた牛さんの牛脂がどこに行くのか、

井上牧場にはわかりません。



でも、“井上牧場の牛脂”を原料として石けんにすることで、
肌に優しく、誰かが喜んでくれて、価値が生まれるなら、
それはとてもうれしいことと思います。





「井上さんちのラズベリーせっけん」は、
ただいま置いてくれる販売場所を探し中の段階^^

近々店頭に並んで誰かの手にとってもらえる日がくるといいです~!