2016年2月4日木曜日

立春の次の日が節分。節分には落花生をまきます!



2016年2月4日、本日は暦の上では〝立春"です!


昨日は2月3日、〝節分"でしたね!!


節分といえば豆と恵方巻(いつのまに恵方巻が定番になっていますが……。)ですが、


節分の日の牛たちのお食事風景頂きました!



お乳を出してくれる母牛さんたちです、
とても寒そうに草を食べていますね!
(白い鼻息をフンフンしながら寒そうに食べているらしいです…!)



暦の上では、1年で一番寒いのは本日の立春だそうです。
というのも、立春は春の始まり。
これから春に向けてどんどん暖かくなる最初の日だからです。
2月3日が寒いのは当然ですね




そんなわけで今日は立春と節分についてつらつらと書いてみようかなと思います!





まずは節分でまく豆といえば、、、落花生。
誰がなんと言おうと落花生ですよ。



もちろん定番の豆は、あの煎り豆ですよね。
私の経験で言いますと、小学校や保育園のときは煎り豆だったような気がします。



でも井上さんちは落花生。
(…煎り豆もまいてたことあったら記憶違いでごめんねばあちゃん…)







全国的にいえば、
関東より南は大豆が主流で、
北海道や東北、信越など雪の降る地域では落花生が多いのだそう。
それから九州も落花生のところがある様子。





そもそも節分に豆をまくのは、1年が始まる立春の前の日に、
新しい1年の災いや不幸がないことを願い、
「魔を滅する」を意味して、


「まをめっする」

「豆をまく」
という語呂合わせで一般的になったのだそうですよ。

※魔は鬼を意味しています、


それから、炒った豆をまくことも大事だそう。
「魔目を射る」ことにもなるし、
生の豆をまいて拾い忘れると、芽がでると縁起が悪いので、
炒っておくことで芽が出るのを防止するのだと言われています。





とにかく、炒った大豆をまくことに意味があると考えられてきたようですね。




しかし、昭和30年代になって北海道民が豆まきに使い始めたのが落花生(だそう)です。
「だって大豆だと拾って食べるの面倒だし、

不衛生だから、落花生でいいんじゃない?」
こんな軽い気持ちでまきはじめたのかもしれません。




雪が多い地域では特に、大豆は拾うのが大変です。




でも落花生なら拾いやすい。
しかも、ムダにせず食べることもできる。
そもそも、大豆は夏の豆、落花生は秋冬の豆。





そんなルーツがあるようです。





ちなみに井上さんちでは落花生以外にも小分けにしたお菓子をたくさんまきます。
私たち姉妹が子どもだったからでしょうか。
昨日の節分は、井上さんち豆まきしたかな?どうでした?





ちなみに恵方巻を食べる習慣は、
少なくとも私次女が井上家で暮らしている間はありませんでした。
私次女が恵方巻の存在に初めて気づいたのは大学生の頃だったと思います。





恵方巻はそもそも近畿地方で始まったと言われております、
諸説あるようですが、遊郭での遊びが起源とも言われていますよ~。
それがいつのまに全国的な定番となったのは、
セブンイレブンで販売しはじめたのがきっかけなのだそうです。




https://www.facebook.com/heliocompass/photos/a.324820627549560.84613.189097707788520/1086405381391077/?type=3&theater

地球暦さんfacebookよりお借りしました


そしてもう1つ。
節分って必ずしも2月3日ではないんですよ~ご存知でしたか~?
私次女は初めて知ったのでちょっと衝撃。。





というのも、節分の翌日である立春が、必ずしも毎年同じ2月4日ではないからです。



※ちなみに節分は、本当は年に4回。
季節の変わり目である立春、立夏、立秋、立冬の前日は全て節分。
今では特に大事な春の前日を、節分というのが定着したようです。





立春というのは、
1年を24の季節で表した「二十四節気」の区分の1つ。




地球は1年かけて太陽の周りをぐるりと一周します。
二十四節気は、その一周を24等分にして、
それぞれの節目の日を季節感を表す名前で表現したものです。
例えば、よく聞く夏至も冬至も、この二十四節気で言う節目の日の名前。




二十四節気を全て並べると、こんな感じ。



 春:立春 雨水 啓蟄 春分 清明 穀雨
 夏:立夏 小満 芒種 夏至 小暑 大暑
 秋:立秋 処暑 白露 秋分 寒露 霜降
 冬:立冬 小雪 大雪 冬至 小寒 大寒





二十四節気のそれぞれは、必ずしも毎年同じ日にはならず、
“何月何日頃”と表現されています。




だって、ほら、うるう年がありますでしょ。
1年365日ぴったりで地球が太陽の周りを一周するわけではなく、
実際には1年に約6時間ずれて一周してるから、
4年に1回1日増やして、2月29日をつくって帳尻を合わせているわけです。
(そういえば今年もうるう年…!)
そんな感じで、太陽と地球の位置関係から季節を示している二十四節気も、
毎年絶対に何月何日、と言うことはできない、ということなのです。




例えば立春は、“2月4日頃”とされています。
日本の立春はなんと1985年から2020年まで2月4日、
2021年は2月3日が立春です。




というわけで、立春の前日である節分も、
同じく30年前からずーっと2月3日でした。




でも、2021年の節分は2月2日になるのですよ~。





5年後の節分の日は、きちんとカレンダーみてないと、タイミング逃してしまうかもしれませんね!
ご注意を!!