2018年6月2日土曜日

次回6月6日18:00頃販売開始のサンクスビーフ、1517ばんのことを紹介しておきます!


相変わらずブログ更新が遅れてましてすみません…。
5月もいろんなことがあったんですけれどね…
いつものとおりのんびりしていたら6月になっていました…。


まずは簡単にここ最近の地元情報も…!


井上牧場のあります北海道滝上町では、
いまのところ一番の観光名所となっております「芝ざくら滝上公園」の山が
一面ピンクで埋め尽くされるのがこの時期、なのでした~。


だいたい、5月中旬くらいから6月上旬くらいまで、
公園中で芝ざくらを楽しむことができるんですよ~。





2018年は6月に入りましてもうそろそろ見ごろも終わりですが、
今年は例年より長い間、かなりキレイに咲いていたようです~^^
この公園、結構広く、お山なので散策するといい感じの運動になります。


ので、
来年以降にでもお越しの際は
ぜひ歩きやすい服装と靴でこられるとよろしいですよ~!



さて、本日のご報告。
もう2か月以上前の3月の末に、
1頭の牛くんが井上牧場よりと畜場へ出発しまして、
サンクスビーフとなり帰ってきておりました~。


一部は既に各飲食店さまへお送りしたり、
我々で頂いたりしているのですが、
肩バラ・ともバラとシンタマの一部を近々販売予定です^^!
6月6日18:00頃~より、
井上牧場サイト内「お肉のご注文」ページを公開しますので
ご希望の部位・量をカートに入れてご注文ください!
すべて冷凍ブロック、お支払いは納品後の銀行振込をお願いしております。
詳細についてサイトや当ブログやfacebookページなど、チェック頂けたら幸いです♪


というわけで本日のブログは、
近々みなさまにお届けできる予定のお肉となってくれた
1517ばんのことを紹介、記録しておこうと思います!


個体識別番号は
1388515179 ばん。
耳標の大きな文字4桁が1517ばん。


2015年6月12日生まれのガンジーです。
ガンジーはだいたい、我が家では「ガンちゃん」って呼んでます。


2018年3月26日に井上牧場を出発し、その次の日にお肉となりました!


元々交雑種からはじまった井上牧場のガンジーですが、
お母さん牛の1362ばんはガンジーの2世代め、
血統的には75%ガンジーなので、
(このへんややこしくてすみませんね…)
今回お肉となりました1517ばんは血統的にはガンジー88%くらいといえるでしょう~。


↓この方がお母さん牛です~
井上牧場にいるキレイなオレンジ色のガンジー系で1番のおばちゃん牛です!


1517ばんのガンちゃんも、
キレイなガンジー色なので牛たちの中にいてもよく目立ってました。


性格も結構目立ちたがりで、
牧場にあそびにいくと結構真っ先にかけよってきてくれます。
カメラ目線もめちゃくちゃ得意。



でも顔はブスです…。目が小さいし離れてる…。
でもカメラ目線すごく上手…。




人のことも大好き。
彼と記念写真撮ってくれたお客さんも、
結構多いんじゃないかしら。



↑本当によく人の近くにくるし、すごく見つめてきます…。


ガンジーらしくのんびりやさんだけど、
好奇心旺盛でお調子者で、
それから若い仔牛たちの面倒をみてるような印象があります。


群れで動くときは、
先頭を行くっていうよりも、
最後に仔牛ちゃんたちを連れていくようなシーンが多かったです。
きっと優しいやつ!



それから変な声でブォーーーーーーンて鳴いていることもよくありました。
たぶん何か訴えたいことがあるときに吠えてたと思います。
昨年の冬、放牧場から牛たちが脱走した事件のときなんかも、
一生懸命鳴いてました…!


ご参照ください^^



それから、このガンちゃんが生まれた日の写真について、当ブログの
ちっちゃいときは普通にかわいい…。



↓これは更にその後の彼。
まだかわいい感じが残ってますね、このあとどんどんブスになります。




↓もうちょっと大きくなった頃の写真。
そろそろブスになってきました!!




ちっちゃくてガリガリだな~と思っていた1517のガンちゃん。
気付けばめちゃくちゃ背が高く、大きくなってました~。


目つむってるときはなんかカワイさもありますね!



反芻シーンも気持ちよさそうでいい顔してます^^



井上牧場の近くに戻ってきて2年。
そろそろ、この後サンクスビーフとして出荷されていく牛たちは、
私が直接井上牧場に通って成長を見守ってきた牛たちばかりになりそうです。


ついその日までここにいたガンちゃんも、
今となれば当たり前にいなくなっていて、
なんなら真っ赤な、美味しそうなお肉として戻ってきていて、
なんならもう自分で食べてもいます。


なんだか変な話でしょうか。
でももう慣れてしまいました。
それどころか、顔の見える動物のお肉を頂くことは、
すごく自然なことだよねえ~とごく自然に思えるようになりました。
「ずっと一緒にいた動物のことを平気で食べられるなんて、
なんて残酷でヒドイやつなんだろう!」
とか思われてしまうのでしょうか。


この前のGW、
ちょうど井上牧場付近では桜の咲く季節だったので、
近隣住民さんや友人のみなさまとお花見パーティを開催しまして、
そのときに彼のお肉も焼いてたべました。
(お肉焼きとおしゃべりに夢中だったため写真撮らず…。反省…。
三女あみちゃんのinstagramを拝借します。)


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それから5月には、
今年からサンクスビーフを取り扱って頂いております、
大阪の扇町にあります「無膳福助」さんが
なんとわざわざ井上牧場へ足を運んでくださったのですが、
ちょうど手元に残っていた1517ばんガンちゃんの肩ロースを
なんと丸ごとお料理頂くというスーパー贅沢な夜もありました。
福井さん、いまさらながら本当ありがとうでした…!!!!
(写真は雑ですが本当に贅沢でめちゃくちゃ美味)


(完全予約制の小さなお店とのことですが、
贅沢なスッゴイお料理が頂けそうです…!
いつかおじゃましなくては…!!)


instagramのロケーション 扇町 無膳福助 でも美味しそうなお料理たくさんチェックできます~




このお肉料理を食べるとき、
私の中でお肉になる前の姿が思い出されます。


オレンジの毛色で、
おでこが白くて、
背が高くて細くて、
変な声で鳴いて、
ブスで面倒見がよくて人が好きで、
夏の間は放牧場で走り回って、
草ばかり食べていたガンちゃんのことです。


彼の顔を思い出しながら食べる彼のお肉は、
大変ありがたく、
めちゃくちゃ美味しいです。


スーパーに並ぶお肉やお魚や野菜、
調味料やレトルト食品、お惣菜。
どれも便利で美味しいけれど、
どんな素材から誰がどこでどんな風につくったものかは、
よくわからないものばかりです。
利益や効率や利便性は高くても、
どうしたって正体不明のものになってしまうかなと思います。
そんな世の中の食事の風潮に、
ちょっとだけ不安も感じます。



「どこでどんなふうに育ったどんなものなのか」がわかる食事は、
すごく幸せなことです。
だけど、難しすぎることも、贅沢すぎることもないでしょう。
自分で育てたり、捕まえたり、つくったもの。
あるいは、よく知っている人から頂くもの。
そんな、正体のわかるものによる食事をしていけたら、
毎日はめちゃくちゃ豊かだろうな~と思ってます。





というわけで、
近日、ご希望の方に販売・お届けしますグラスフェッドビーフは、
こんな彼のお肉でした^^
ご希望の方は詳細の公表までもう数日お待ちくださいませ~!
美味しいよ~!



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